ビットフライヤーは誰におすすめ?口コミと評判をもとに徹底検証!

ビットフライヤーは誰におすすめ?口コミと評判をもとに徹底検証!

仮想通貨取引所の中でも日本に拠点を持っているのがビットフライヤーです。レバレッジを掛けられる、他社のポイントをビットコイン化できるなどの点で評判の良い口コミが多く見られます。ただし、出金手数料が割高というデメリットも挙げられています。

目次

ビットフライヤーとは?

ビットフライヤー(bitflyer)とは、日本に拠点を持つ仮想通貨取引所の一つで、取り扱う暗号通貨の種類は21種類あります。資本金はトータルで41億円以上、そしてユーザーからの預かり資産は5,800億円程度と大きく、他の取引所と比較しても大規模です。その中でもビットコイン(BTC)の取引量においては日本国内でも過去6年間連続してナンバーワンです。ビットコインで取引しようと考えているユーザーにとっては、おすすめの取引所と言えるでしょう。

ビットフライヤーの特徴は、出資している企業が大手企業ばかりという点です。みずほキャピタルをはじめ、第一生命や三菱UFJキャピタル、またSMBCベンチャーキャピタルなどがずらりと出資企業となっており、大きな安心感が期待できますし、信頼度という点でも抜群です。しかも、代表取締や執行役員には、外資系投資銀行の出身者が務めるなど、金融業界に対して精通している人材による運営という点もまた、安心感の材料と言えます。

口コミや評判から分かるビットフライヤーのメリット

ビットフライヤーの口コミや評判をまとめると、どのようなメリットが挙げられるのでしょうか?

1つ目のメリットは、レバレッジを掛けて取引できるという点です。レバレッジ取引とは、元金よりも大きな金額を持っているような想定で取引ができるというシステムで、少額の資金で大きく増やしたいユーザーに高い人気があります。FX取引などでよく知られている手法ですが、仮想通貨の場合にはレバレッジ取引ができない取引所が少なくありません。レバレッジを高くすることによって、利益だけではなく万が一の損失も大きくなってしまうため、この点はレバレッジ取引をする際に知っておかなければいけないリスクと言えます。しかし、少額の資金を短期間で大きく増やしたい人にとっては、レバレッジを掛けられるという点は大きなメリットかもしれません。

ビットフライヤーでは、レバレッジ取引は2倍まで設定できます。利益が出ればレバレッジの分だけ利益も大きくなりますが、万が一損失が出た場合には、証拠金を下回る損失だと追加資金を入金しなければいけないというルールがあります。この点には注意が必要です。

2つ目のメリットは、万全のセキュリティ対策が取られているという点です。ビットフライヤーでは、SSLサーバ証明書やネットワークを暗号化するなど、外部から侵入しづらいシステムが構築されています。また、ユーザーがログインする際には、強化パスワードを必要とするなど、徹底したセキュリティ対策が取られています。そのため、過去7年以上にわたってハッキングされた件数はゼロという大きな実績があります。

ビットフライヤーは、なりすましやウィルスの侵入などを防ぐため、運用面でも高いセキュリティ対策を講じています。例えば様々なシーンでは本人確認が求められますし、ウィルス対策という点でも万全のセキュリティで臨んでいます。

3つ目のメリットは、少額でも取引できるという点です。ビットフライヤーでは、最低取引金額を100円からと設定しており、初めて仮想通貨で取引してみようかなという人や、少額から始めたいユーザーにとっては使いやすい取引所です。しかも、ビットフライヤーの取引所に口座を開設してから実際に取引を開始するまでにかかる時間は、最短で10分程度と短い点も、大きな特徴です。必要な書類が手元にあれば、本人確認などがスムーズにできるため、利用しやすい取引所と言えるのではないでしょうか。

4つ目のメリットは、取引所のシステムが使いやすいという点が挙げられます。パソコンを使って取引できるだけでなく、スマホのアプリを使えば、いつでもどこからでも仮想通貨取引ができます。アプリの使い勝手は口コミや評判を見ても高評価で、取引はもちろんのこと、送金や入出金にも対応しています。

また、アプリを使うと、QRコードを使用して暗号資産での支払いも可能です。店舗で仮想通貨払いをしたい人にとっては、この点は大きなメリットです。

5つ目のメリットは、他社のポイントをビットコインへ交換できるサービスがあるという点です。ビットフライヤーは、Tポイントを貯めてビットコインに交換できるという特典を提供した国内最初の取引所で、現在でも貯めたTポイントを100ポイント単位でビットコインへと交換できます。

それだけではありません。ビックカメラなどの店舗ではビットコイン決済を受け付けており、ビットフライヤーウォレットで保管しているビットコインを使って、店内でのショッピングの決済方法の一つとして利用できます。

6つ目のメリットは、不正アクセスに対する補償サービスが導入されているという点です。これは日本国内における取引所では唯一のサービスで、メールアドレスやパスワードを不正に使われて出金された場合には、その損害を上限500万円まで補償してもらえるというものです。

ただし、ビットフライヤーでこの補償を受けるためには、アカウントへのアクセスで二段階認証を設定しなければいけません。ビットフライヤーで口座を開設したら、まず最初にこの設定をすることをおすすめします。

ビットフライヤーのデメリットを口コミや評判から検証

それでは、ビットフライヤーの口コミや評判では、どのようなデメリットが指摘されているのでしょうか?ビットフライヤーを利用する際には、こうしたデメリットについても理解しておくことで、満足度をより高くすることが可能です。

1つ目のデメリットは、取引は販売所がメインとなっている点です。ビットフライヤーには、取引所と販売所、そしてビットフライヤー・ライトニングという3つの取引形態があります。

このうち取引所というのは、ユーザー同士がオークション形式で仮想通貨の売買をする場所を提供して仲介する場所で、ここでは取引価格を決めるのはユーザーとなり、ビットフライヤーが価格を決めることはありません。取引所を利用すると、ユーザーは希望する価格で売買ができるというメリットがある他、相場よりも高値で売ったり、リーズナブルに購入することも可能です。

販売所とは初心者におすすめの取引形態で、ビットフライヤーが価格設定をしている仮想通貨を売買するという方法です。ユーザーにとっては、取引の相手は見知らぬユーザーではなくビットフライヤーになる点が、取引所と大きく異なる点です。販売所を利用すると、ユーザーにとっては確実に買ったり売ったりできるという安心感があります。

ビットフライヤーでは、取引所と販売所どちらもラインナップされていますが、大半の銘柄を取り扱っているのは販売所です。イーサリアムやビットコインなど流通量が多くて知名度の高い通貨なら、取引所でも数多く取引されていますが、マイナーな通貨になると、なかなか取引しづらいかもしれません。取引所を使ってユーザー同士の駆け引きを楽しみながらコアなアルトコインを取引したい人にとっては、満足度は少し低くなる傾向があります。

ビットフライヤー・ライトニングは、上級者向けの取引形態です。チャートや分析ツールを使いながらより本格的な取引をしたい人におすすめです。

2つ目のデメリットは、出金する際の手数料が割高という点が挙げられます。少額で取引している人にとっては、出金する際の手数料で利益が目減りしてしまいます。このデメリットへの対策としては、出金する頻度をできるだけ少なく抑えるという方法がおすすめです。

3つ目のデメリットは、価格変動が大きくなるとサーバーが重くなりやすいという点があります。仮想通貨の価格変動が大きくなる時には、多くのユーザーがサーバーへアクセスして売買取引を行っています。そのため、サーバーに負荷がかかって重くなってしまうのです。

ただし、サーバーが重くなる現象は一時的なものです。サーバーへかかる負荷が軽減されると、サーバーは通常通りに動きます。この点は、安心してください。ただし、価格の変動が大きくなっているタイミングで取引をしたいユーザーにとっては、サーバーが重くなることによって取引のタイミングを逃してしまうリスクはあるかもしれません。この点は、ビットフライヤーを利用する際にはあらかじめ理解しておきたい注意点と言えます。

ポイントを使いたい人や少額ユーザーにおすすめ

ビットフライヤーは、国内でもトップレベルの万全なセキュリティをはじめ、少額から始められるとか、Tポイントをビットコインに交換できるといったユーザーにとって魅力的なサービスが充実しています。仮想通貨取引を使ってみてから続けるか決めたいという人や、まずは少額からトライしたい人にとっては、ビットフライヤーはおすすめの仮想通貨取引所です。

Nowaku(ノワク)
監修者
某ネット証券にて株式投資を始めて以来、日本株を中心に資産を運用中。2020年からは仮想通貨にも投資対象を拡大し、現在は『Cyport|サイポート』の運営代表者としてWebメディア事業に携わっています。主な投資対象は、日本株、仮想通貨、海外ETF、FX。
目次