DMMビットコインは、取り扱い銘柄数が充実している他、レバレッジ取引やオリジナルのBitMatch注文ができるなどの特徴があります。手数料が無料設定となっている項目が多い点や、取引ツールが使いやすい点もユーザーの口コミや評判で高評価です。
DMMビットコインは初心者におすすめの仮想通貨取引所と評判
DMMビットコインは、仮想通貨取引所の一つです。もともとは株式会社ビットコインが運営していましたが、2017年の運営企業がDMMグループへと変更したことに伴って、取引所の名前も現在のようになりました。
DMMグループとは?
DMMビットコインを運営するDMMグループは、インターネットを使ったサービスの提供に力を入れているグループで、金融業では仮想通貨取引所やマイニング事業なども行っています。仮想通貨取引所の中には市場へ上場している企業もありますが、DMMグループは上場はしていません。しかし莫大な資金力を持って経営や運営が安定している点は口コミでも評判で、安心感という点では大きなメリットが期待できます。
またDMMグループは、関東財務局から暗号資産を取り扱う事業者として登録認可されています。グループとしての実績や信頼という点でも、安心して利用できる取引所と言えるでしょう。
DMMビットコインはどんな取引所?
DMMビットコインは、38銘柄の仮想通貨を取り扱っています。これは日本国内にある取引所の中でもトップレベルに充実しており、メジャーな銘柄はもちろんのこと、マイナーな銘柄で取引したいユーザーにとっても魅力的な取引所です。
売買における注文方法も、豊富です。成行注文や指値注文をはじめ、ストリーミング注文やOCO、IFDやIFO注文にも対応しています。
口コミや評判から見るDMMビットコインのメリット
DMMビットコインには、たくさんのメリットがあります。実際に利用しているユーザーの口コミや評判から見ると、どのようなメリットを感じられるのでしょうか?
BitMatch注文に唯一対応
DMMビットコインでは、他の取引所では対応していないBitMatch注文ができます。BitMatch注文とは、仮想通貨の一般的な取引形態である取引所形式と販売所形式を合わせたようなもので、お互いのメリットを組み合わせて、約定しやすく手数料がリーズナブルな取引を可能にしています。
具体的には、DMMビットコインがミッドと呼ばれる仲値をまず提示します。この仲値は一定期間有効で、売買したいユーザーはこの仲値を元にマッチング取引を行います。取引所形態での取引では、基本的に取引をする相手はユーザー同士となりますが、このBitMatch注文では、取引相手はDMMビットコインです。この点は、取引所形態の売買と大きく異なる点と言えるでしょう。
また販売所形態での売買では一般的に、売値と買値との間にスプレッドと呼ばれる価格差があります。これは取引所にとっては手数料となるため、避けることはできません。しかしDMMビットコインのBitMatch注文では、仲値での取引となることでスプレッドは発生しない仕組みとなっています。この点では、手数料に割高感を感じる販売所形態の取引と比較して、大きなメリットです。
レバレッジ取引ができる
DMMビットコインでは、取り扱っている38種類の仮想通貨銘柄のうち、なんと34銘柄でレバレッジ取引ができます。少ない資金を大きく増やしたいユーザーはもちろん、レバレッジでの取引に挑戦したいというユーザーにとっては、これは大きなメリットではないでしょうか。
DMMビットコインで適用できるレバレッジは、最大で2倍までです。これは国内の法律で規定されているためで、2倍よりも高いレバレッジで売買することはできません。
カスタマーサポートに定評がある
初めて仮想通貨取引をするユーザーや、万が一のトラブル時には速やかに解決したいユーザーにとっては、取引所のカスタマーサポートも大切なポイントの一つではないでしょうか。DMMビットコインを利用しているユーザーの口コミや評判を見ると、多くのユーザーはカスタマーサポートが手厚いと感じており、この点が高評価されています。
DMMビットコインのカスタマーサポートは、基本的に365日24時間いつでも受け付けています。問い合わせ方法は複数あり、例えばLINEで問い合わせることができたり、アプリや取引システムから問い合わせフォームを利用することもできます。その中でも特にユーザーの評判が良いのはLINEのカスタマーサポートで、リアクションがとても迅速だと好評です。LINEで問い合わせると、多くの場合には数分以内に返信を受け取ることができるため、知りたい点や不安な点がすぐに解決できます。
仮想通貨は世界中で取引されていますが、中央管理機関を持たない市場のため、週末や夜間でも取引することは可能です。いつでもユーザーのタイミングで売買ができるという点は、仮想通貨の大きな魅力と言えるでしょう。どんなタイミングで取引をしても、カスタマーサポートが機能しているという点は、大きな安心感につながります。
DMMビットコインの取引システムの評判は?
DMMビットコインでは、全てのユーザーが安心して仮想通貨取引ができるよう、取引システムやアプリには様々な機能を導入しています。
セキュリティは高評価
DMMビットコインでは、顧客が保有する資産の95%以上はコールドウォレットで管理するセキュリティ体制を整備しています。コールドウォレットとは、インターネットに接続しないオフラインで管理するウォレットという事です。サイバーアタックやハッキングの被害に遭うリスクを最小限に抑えることができるという点で、仮想通貨取引のセキュリティ面が不安なユーザーにとって大きなメリットです。
また、顧客が保有する資産と、DMMビットコインが保有する資産とで分別管理を行っている点も、口コミでは高評価されています。さらには取引所の端末は365日24時間体制で監視をしており、万が一にも不測の事態が発生した場合には、迅速に対応することができます。
DMMビットコインでは、WAF(Web Application Firewall)によるアプリへのアクセス記録や内容を行うツールをはじめ、外部のネットワークからのサイバー攻撃や不正アクセスから取引所を守るためのFW(Fire Wall)も完備されています。
近年ネット犯罪の手口として増えているフィッシング詐欺に対しては、EV SSL認証をはじめとする最新技術を駆使しており、この点でもユーザーに大きな安心感と高いセキュリティ性を提供しています。
取引ツールは使いやすいと好評
仮想通貨取引所では、それぞれが開発した取引ツールを提供しています。どんな機能がついているかという点やデザインが異なるだけでなく、使いやすさに関してもユーザーごとに異なるでしょう。DMMビットコインが開発した取引ツールは、初心者にも使いやすいデザインやレイアウトを前提としており、初めて仮想通貨の取引に挑戦するユーザーでも使いやすいと好評です。
またパソコン用取引ツールは、一つの画面にユーザーに必要な取引アイテムを分かりやすく集結しており、この点もまた見やすく手使いやすいと好評です。高い操作性に加えて、視覚的にアプローチできる取引ツールは、DMMビットコインの魅力として口コミでも評判です。
アプリを使った取引では、チャートを見ながらさっと注文できるワンタッチ注文が可能です。隙間時間や移動中にさっとアプリを開いて状況を確認したり、時間をかけずに簡単な作業で売買できる点も、多くのユーザーから高く評価されています。
無料の手数料が多い点はメリット
仮想通貨の取引では、銀行口座からウォレットへ振り込む入金手数料をはじめ、売買を行う際に発生する取引手数料、またウォレットからユーザー自身の銀行口座へ払い戻す出金手数料など、各種手数料が発生します。取引所によって手数料は異なるため、取引所を選ぶ際には取引の頻度やウォレットからの払い出し頻度など、実際に自身がどのように仮想通貨の取引をするかシミュレーションをすることがとても大切です。
DMMビットコインでは、これらの各種手数料のうち、無料で対応しているものが数多くある点が見逃せません。例えば、入出金の手数料や入出庫手数料に関しては、日本円なら無料で対応しています。少額で取引をしたいユーザーをはじめ、頻繁に入出金したいユーザーや、増やした仮想通貨を日常生活での決済に使いたいという人にとっては、手数料が無料という点でDMMビットコインがおすすめです。
取引手数料も、無料となる注文方法がたくさんあります。例えば新規注文や決済注文においては、スプレッドは存在しますが、取引を行うことで発生する手数料はありません。少額で取引したいユーザーにとっては、増やした利益が手数料によって目減りする事態を回避できるでしょう。
ただし手数料に関しては、口コミで指摘されている点があり、注意が必要です。DMMビットコインはすべての手数料が無料というわけではなく、例えばBitMtach注文では約定した場合に取引手数料が発生します。またレバレッジを掛けて取引したポジションを翌営業日に持ち越すと、1日当たり金額の0.04%分がレバレッジ手数料としてかかります。この点は、事前に理解しておきましょう。
口コミから分かる DMMビットコインのデメリット
どのような仮想通貨取引所でも、利用するユーザーにとってデメリットだなと感じる部分があるものです。DMMビットコインには、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
スプレッドがやや広め
DMMビットコインは、他の取引所と比較してスプレッドがやや広めの設定だと感じるユーザーが少なくありません。スプレッドとは上記の通り、売値と買値の価格差のことで、差額は取引所にとっての手数料となります。
DMMビットコインでは、さまざまな手数料を無料にしています。そのため、スプレッドを若干広めの設定にすることで、取引所としての利益を確保するのだろうと感じるユーザーは多いです。
スプレッド手数料を支払うのは、販売所形式で取引を行った場合です。DMMビットコインでしか行うことができない仲値注文では、スプレッドは発生しませんし、ユーザー同士がマッチングしながら取引を行う取引所形式の注文でも、スプレッドはありません。もしも販売所形式で取引することを検討しているユーザーは、この部分は念頭に入れておきたいものです。
ただし、スプレッドが若干広めと言っても、他の取引所と比較してそれほど大きく開いているわけではありません。他のメリットを考慮すると、スプレッドがやや広めでもDMMビットコインを選ぶというユーザーは数多くいます。
仮想通貨での入出金が限定
DMMビットコインのウォレットへ入金する際には、銀行口座の日本円を利用するか、もしくはすでに保有している仮想通貨を使って別の銘柄を購入することもできます。入出金に利用できる仮想通貨は、イーサリアムとビットコイン、そしてリップルの3銘柄に限定されており、この点をデメリットだと感じるユーザーは一定数います。これらの3銘柄はどれも取引量が多いメジャーな仮想通貨ですが、仮想通貨取引をするユーザー全員がこれらを保有しているとは限りません。そう考えると、仮想通貨での入出金が限定的という点は、デメリットと言えるかもしれません。
また仮想通貨で出金する際にも注意が必要です。例えば、ブロックチェーン系のゲームで決済するために仮想通貨を利用する際などには、個人ウォレットへの送金ができなかったり、NFTを購入したい時などには、不便だと感じることがあるかもしれません。
まとめ
- BitMatch注文に唯一対応している
- レバレッジ取引ができる
- カスタマーサポートに定評がある
- セキュリティは高評価
- 取引ツールは使いやすいと好評
- 無料の手数料が多い
- スプレッドがやや広め
- 仮想通貨での入出金が限定