本サイトではアフィリエイト広告を利用しています

イーサリアム(ETH)は今後どうなる?将来性のある暗号資産なのか?

イーサリアム(ETH)は今後どうなる?将来性のある暗号資産なのか?

暗号資産投資をするに当たって重要なコインの一つとして、イーサリアムがあります。ビットコインに次ぐ地位を占めるコインで将来性が期待されますので、すでに保有している方も多いかもしれません。そこで、イーサリアムが今後どのような見通しとなっているのか、果たして将来性はあるのかといった点を考えていきましょう。そのためにも、まずはイーサリアムの基本と特徴について押さえておくことが大事です。

目次

イーサリアム(ETH)の基本

イーサリアムは、暗号資産全体でビットコインに次ぐ時価総額を持つメジャーコインで、単位はETHです。暗号資産取引所であれば、大半が取り扱いをしています。

イーサリアムの特徴として注目すべきなのは、DAppsの運用を可能とするブロックチェーンプラットフォームを構築していることです。DAppsとはブロックチェーンを利用したアプリで、ゲームや金融など、幅広い分野で活用が進んでいます。

スマートコントラクトシステムを実装しているのも、イーサリアムの大きな特徴です。これは、その場で管理する人がいなくても、事前に設定した内容に基づき、自動的に契約を実行できるシステムです。確実な契約の実行と共に、不正アクセスによるプログラムの改ざん防止、作業の効率化などを果たします。

このように、イーサリアムは単に資産としての価値を持つだけでなく、ブロックチェーンプラットフォームそのものを提供する手段として、世界中で利用されているわけです。実際に、スマートコントラクトを利用した金融サービス提供者のうち、半数以上がイーサリアムを使っています。

また、イーサリアムはNFTを開発・運用できるプラットフォームとなっていることも特徴的です。具体的には「ERC-721」というNFTシステムを標準実装しており、プラットフォーム上で簡単にNFT発行が可能となっています。NFTは今後、金融やエンターテインメント分野での活用が本格化すると見込まれているシステムです。そのプラットフォームとして、イーサリアムが大きな役割を果たしているわけです。

NFTは、すでに日本国内においても、アート作品の購入などに使用されています。これからは一般的な商品についても利用が進むと考えられています。特に、メタバースの世界が広がっていくことで、その存在感が増すはずです。一大マーケットを作り上げる場としてメタバースは注目されていて、世界の大手IT企業が開発を急いでいるところです。その基盤の一つなるプラットフォームにイーサリアムが用いられているということは、当然、このマーケット増大に伴ってイーサリアムも躍進していくはずです。

イーサリアムは、安全性の高いコインとしても知られています。イーサリアムについては、2016年に「The DAO事件」と呼ばれる、大型の不正利用事件がありました。当時の価値で52億円を超す暗号資産が、システムの欠陥によって盗まれてしまったのです。これを機に、システムの欠陥を修復するシステムに改善されました。現在でも定期的なアップデートによって、より強固なプラットフォームとなっています。

多くの人にとって暗号資産への投資でネックとなっているのが、この不正アクセスによるリスクではないでしょうか。その点をクリアすることができないコインは、早々に衰退していくと考えられています。イーサリアムはトップクラスの安全性をもたらす対策を講じており、投資家からの信頼を勝ち得ていると言えるでしょう。

実行速度が速いことも、イーサリアムの特筆すべきポイントです。改善が順次なされているとはいえ、暗号資産トップのビットコインは処理速度の点で弱さがあります。その点、イーサリアムはその数倍もの速さを持っています。そのため、取引情報が素早く反映され、国際的な金融取引や通常の売買取引においても、リアルタイムでの出入金管理ができるようになっているのです。

こうした処理速度の速さは、投資の分野だけでなく、一般的な決済手段において活用が進む大きな要因となっています。実際に、イーサリアムを一般商品の購入のための決済手段として用いる企業が増えています。さらに、国際送金の手段としてETHを用いるケースも多く見られます。決済スピードが速く、リアルタイムで入金や送金などを確認できるからです。

ETHの見通し

ETHがどのような動きをしていくかについては、「イーサリアム企業連合(EEA)」の存在を抜きにして語ることはできません。EEAとは、イーサリアムのブロックチェーン技術を企業活動に利用するために結束した団体です。トヨタやマイクロソフト、KDDIなどの世界中の超有名企業がこの連合に名を連ねています。こうした世界的な企業がサポートをしている暗号資産ですので、安定性が高く、信頼できるものとして受け止められます。暗号資産は先行きが不透明というイメージがあり、それが見通しを暗くすることがありますが、ETHについては安心感が大きいと言えるでしょう。

ETHは、主に暗号資産取引所において売買がなされています。それ以外にも、アメリカでは上場投資信託として、イーサリアムを利用した商品が出ています。そのため、通常は暗号資産投資に関わっていない投資家も、一つの金融商品として購入できるようになっているわけです。この動きは各国に広がっていて、カナダやブラジル、インドなどでも金融商品としての承認がなされていく見通しとなっています。株式や債券などのように、イーサリアムも一般的な投資対象として見なされる動きが強まっているのです。

暗号資産取引所における取引だけでも世界中で相当な資金が流入していましたが、今後はこうした上場投資信託としての投資がなされていきますので、さらに多額の資金が入るのは確実です。つまり、資産価値の上昇を見込めるというわけです。

もう一つの注目材料として、地球環境問題に関する取り組みを進めている点が挙げられます。イーサリアム財団は、今後イーサリアムの運用に消費される電力を99パーセント削減していくと発表しています。

ビットコインを始めとする仮想通貨では、その管理と処理のために相当の電力を消費します。これは地球環境にとって大きな課題であり、一部の投資家が暗号資産の取り扱いを敬遠する理由の一つとなっていました。しかし、電力削減の取り組みによって、持続可能な暗号資産としての地位を高め、より高い評価を受けられることになります。これを機に、イーサリアムへの投資に力を入れようと考える人が出てくる可能性がありますので、さらなる投資の集中も見込めるでしょう。

消費電力の軽減は、単に地球問題へのメリットに留まりません。管理がしやすくなることをも意味します。イーサリアムはすでに2022年にマイニングを終了していて、新しい処理管理方式が実装されています。その新しい方式によって管理がより効率よく行われており、同時に電力消費量が減ることで、管理コストが減ります。新しいシステムの実装によって処理スピードの向上が期待され、さらに使いやすい決済手段として普及が進んでいくと考えられます。

こうした処理システムの変更や消費エネルギーの軽減を実現するために、現在もイーサリアムにおける大型アップデートが進められているところです。すでにある程度、「プルーフオブステーク」という形でメカニズムが作られています。これはビットコインでもすでに実行されているアップデート内容で、より拡張性の高い仮想通貨として成長していけるようにしています。

これから普及が進むにつれて、当然ユーザー数が増えますし、取引データが膨張していくことになるでしょう。現状では耐えられないような処理数となったとしても、このメカニズムが完全に実装されればより高速な処理ができ、無理なく対応できるというわけです。同時処理の可能実数が大幅に増大しますので、注文処理スピードの高速化や取引コストの軽減を見込めます。

これらのイーサリアム自体に関係する要素に加えて、投資家の世界における事情も考慮することができます。数年前までは新型コロナウイルスの影響によって、世界中で投資熱が冷める結果となりました。イーサリアムを始めとするほとんどの暗号資産も、株式などと同じように、マーケットが鈍化して値を下げていた状況が見られました。

しかし、コロナが収束したことによって、投資家の動きが再活発化して、暗号資産にも資金流入が戻ってきます。そして、2023年から2024年にかけては、ビットコインの価格上昇を引き金に、仮想通貨取引市場全体が過熱してきました。イーサリアムもコロナ前の価格を一気に取り戻し、最高値を更新しています。すでに買い局面がかなり長い期間続いていますが、投資家の熱量が収まる様子は見られません。純粋な投資対象としても魅力的な材料として見られており、資金の流入を期待できます。

イーサリアムの将来性

以上の要素を複合的に考えると、「イーサリアムの将来性は高い」と結論付けることができるのではないでしょうか。

まず、投資対象としてのETHですが、新型コロナの影響によって一時的に弱気になったものの、現在では勢いを取り戻し、世界的な投資熱の上昇によって価額アップの動きとなっています。最高値を付ける状況も見られ、まだまだ最高値を狙える形であることが明らかです。これはイーサリアムだけでなく、暗号資産や他の投資対象についても見られる傾向であり、全体として上向きになっています。投資家の心証もさらに投資に前向きという状況ですので、資金の投入が続いていくことでしょう。

このような価値上昇は、単なるうわべだけのものではなく、しっかりとした基盤によって支えられているのがイーサリアムのメリットです。基盤の一つとなるのが、世界中の大企業によるサポートです。投機的な形での資金流入がメインとなっているのではなく、企業がビジネスとしての活用を考えていることが資金流入を支えています。ITや金融に関するエキスパートが揃う大企業が参入しているということで、強い信頼性を与えることにつながり、安定感を持たせる要因となっています。投資家としても、イーサリアムのサポートを行っている大企業の動きを見ることができますので、投資に関して信頼できる判断材料を持つことを意味します。判断に自信を持つことができ、より確度の高い情報を得られるという点は、投資家にとって大きなアドバンテージとなるはずです。

そして、技術的な面での改善も、イーサリアムの将来性を楽観視させるものとなっています。すでにいくつもの大型アップデータを完了しており、さらに重要なアップデートが行われることになっています。より強固で安全な暗号資産として機能するようになることで、より利便性の高い、実用的な仮想通貨となると言えるでしょう。投資手段だけでなく、世界的なビジネス活動や日常的な決済手段としても普及することが期待されています。こうした使い道の広がりは、ETHが安定感を増すための大きな材料となるものです。

認知度が高まることによって、投資家の参加の幅も広がることが予想されます。ビットコインなどでは今まで暗号資産には手を出していなかった個人投資家が多く参加するようになっています。その動きがイーサリアムにも広がっていくことが考えられます。そうなれば当然、価値上昇が見込まれますから、将来性があるコインと言えるわけです。

まとめ:安定感の強いETHの将来性は明るい

イーサリアムはビットコインに次ぐメジャーなコインとして、世界中の投資家や超有名企業から支持されています。技術的な面や用途の面で広がりを見せており、より安全で利便性の高い暗号資産として成長を続けています。こうしたことから、今後の見通しは明るく、価値上昇を見込める、将来性のある暗号資産と言えるでしょう。大半の暗号資産取引所で取り扱っているコインですから、暗号資産投資の初心者でも始めやすい銘柄です。まずはイーサリアムからスタートするのも良いのではないでしょうか。

コインチェック公式サイト
出展:

まだ取引所の口座を持っていない方は、この機会にコインチェックの公式サイトをチェックしてみると良いでしょう。

クリックすると公式サイトに飛びます[広告]

Nowaku(ノワク)
監修者
某ネット証券にて株式投資を始めて以来、日本株を中心に資産を運用中。2020年からは仮想通貨にも投資対象を拡大し、現在は『Cyport|サイポート』の運営代表者としてWebメディア事業に携わっています。主な投資対象は、日本株、仮想通貨、海外ETF、FX。
目次