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暗号資産を狙うマルウェアに要注意!取引するうえでの注意点を解説

暗号資産を狙うマルウェアに要注意!セキュリティの高い取引所を紹介

暗号資産(仮想通貨)の世界では、マルウェアやハッキングによる被害のリスクが以前から指摘されています。この問題は現在でも解消できておらず、投資家は常に注意が必要です。この問題に対する現状や注意点について取り上げてみました。

目次

あなたの暗号資産は狙われている?

暗号資産(仮想通貨)に関しては、世に知られるようになった当初から2つの問題点が指摘されていました。ひとつは投機的な面が強いため危険な面があること、もうひとつはマルウェアやハッキングなどの被害にあるリスクがあることです。1つ目の問題に関しては一人一人が注意するしかないわけですが、2つ目に関しては本人が注意するだけではどうにもならない部分もあるので非常に厄介です。

過去に暗号資産(仮想通貨)を巡って、大きな被害を出した事件も発生しています。よく知られているところでは、2014年に発生した「マウントゴックス事件」が挙げられるでしょう。仮想通貨を取引していたマウントゴックスのサーバーがハッキングされたことで、実に日本円にして約490億円もの被害を出してしまいました。

こうした暗号資産の安全面への不安を払拭するべく、さまざまな対策が行われているのですが、一方でマルウェア・ハッキングする側の手口も巧妙化を続けており、まさにいたちごっこの状況になっています。

2024年3月下旬には、ゲーマーをターゲットにした新たなマルウェアの出現が話題になりました。これはゲーマーのログイン情報を抜き取るマルウェアで、すでに暗号資産のビットコインがこのマルウェアによって流出した被害も報告されています。このマルウェアに関しては、現在でも数百万台以上のマシンに潜伏・活動しているとも言われており、今後暗号資産の分野でも被害が拡大する可能性を秘めています。

このように、現在でもなお、暗号資産に関してはマルウェア・ハッキングのリスクを抱えている状況にあると言えます。2024年に入ってから暗号資産市場全体が右肩上がりの状況にあるだけに、こうした不正行為の標的になりやすい面があるのも事実でしょう。

もともと暗号資産の分野では「乗り遅れ・取り残されることへの不安(FOMA)」の概念が働きやすいと言われています。活況を呈している暗号資産の市場を見て、「みんな得しているのに自分だけ取り残されている」と焦って安易に手を出してしまうと、こうした被害に見舞われてしまう可能性もあります。

現在の暗号資産市場がチャンスに恵まれた環境にあるのは事実かもしれませんが、そこにはリスクが潜んでいることも踏まえておく必要がありそうです。くれぐれも身の丈に合わない多額での取引や十分に知識がない段階で手を出すといったことは避けるようにしたいものです。

どんな点に注意すればよい?

では、暗号資産でマルウェアなどの被害に遭わないためにはどうすればいいのでしょうか?投資家ひとりひとりがマルウェアに引っかからないように気をつけるのはもちろん、やはりまずセキュリティができるだけしっかりしている取引所を利用することが第一です。

まず取引所がマルウェアなどの脅威をしっかりブロックするセキュリティ環境を整えていれば、トレーダーも安心して利用することができます。悪質な手口は年々巧妙化しており、個人の対策でなんとかなるレベルではなくなりつつあります。取引所が悪質な手口に対抗できるような取り組みをしっかり行っているのかを、必ずチェックしましょう。どうしても手数料の安さや扱っている仮想通貨の選択肢に目が向いてしまいがちですが、詐欺の標的になりやすい上昇気流にある現在の暗号資産市場においては、安全性・セキュリテイこそもっとも重視してチェックするべきポイントとなりつつあるのかもしれません。

個人レベルで注意したい点としては、クリプトジャッキングへの意識が挙げられます。これは悪意を持って攻撃する者がマルウェアを利用して投資家のスマホやパソコンに侵入し、勝手に暗号資産のマイニングを行ってしまう状況のことです。クリプトジャッキングされてしまうと、知らないうちに不正マイニングを行ってしまうだけでなく、パソコンのパフォーマンスの低下などの問題を引き起こします。

このクリプトジャッキングは、ウェブサイトに訪問してマルウェアに感染してしまうことで発生します。例えば不正なコードが埋め込まれたWebサイトをアクセスした場合、あるいはメールに貼られていたURLをクリックした場合などが該当します。

それを防ぐためにも、よくわからない、不審なサイトにはアクセスしない、メールを開かない、OSをつねに最新版にアップデートしておくといった個人レベルの意識の徹底が求められます。

そしてもうひとつ注意したいのは、こうした高度な技術を採用した悪質な手口ではなく、昔ながらの詐欺行為です。国内でも暗号資産による詐欺行為が増加しており、多額の被害を受ける事例も増えています。これもやはり暗号資産の市場が上昇傾向にあることが背景にあると考えられており、「暗号資産をやれば簡単に利益が得られる」などと甘い言葉につられて投資をした結果、お金をだまし取られてしまうケースが見られます。

また、ロマンス詐欺の一貫として暗号資産投資を促す手口も増加しており、単に暗号資産がらみの詐欺だけにとどまらず、ひとの弱みにつけこむ手口の詐欺にも注意しなければならない状況になっています。暗号資産がらみの詐欺・悪質な行為に関する最新情報をチェックしつつ、自分が引っかからないように日頃から心がけておくことも重要になってくるのでしょう。

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Nowaku(ノワク)
監修者
某ネット証券にて株式投資を始めて以来、日本株を中心に資産を運用中。2020年からは仮想通貨にも投資対象を拡大し、現在は『Cyport|サイポート』の運営代表者としてWebメディア事業に携わっています。主な投資対象は、日本株、仮想通貨、海外ETF、FX。
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