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暗号資産(仮想通貨)の市場はどこまで上昇する?今後の展望を考察

暗号資産(仮想通貨)の市場はどこまで上昇する?今後の展望を考察

ビットコインが最高値を更新するなど、2024年に入ってから暗号資産市場が上昇傾向が続いています。今後これがどう推移していくのか、専門家の意見も取り入れながら、市場の状況や今後の展望について考察しました。

目次

2024年に入って上昇気流が続く暗号資産(仮想通貨)市場

2024年3月に暗号資産の時価総額世界1位のビットコインが最高値を記録し、7万ドルの大台を突破しました。すでに2024年の年初からの上昇率が50%を超えており、価値が急騰していると言ってもよい状況にあります。この最高値の更新の後に少し価格が下落しましたが、これは投資家の間で利益を確定するための売りが増えたもので、市場全体の上昇傾向は今後もまだまだ続くと見られています。

今後の見通しについては?

では、この状況はどこまで続くのでしょうか?市場が乱高下しやすい傾向のある暗号資産については未来の予想が難しい面もあるのですが、アメリカの運用会社「モルガン・クリーク」のCEOが、3月末に暗号資産市場の見通しについて意見を述べています。そこでは、「2024年中にビットコインの価格が15万ドルにまで達するだろう」と言っています。

現時点(2024年3月)で7万ドルを超えて大幅な上昇気流が続いていると言われている中、今後さらに倍以上になると言っているわけですから、かなり大胆な見方と言えるでしょう。しかし、この強気な見解も決してあり得ないものではないようです。

この強気な予想の背景には、2024年4月下旬~5月に発生するのではないかと見られているビットコインの半減期があります。過去にこれが起こった際にはビットコインへの需要が高まり、価格の上昇が見られました。ただでさえ上昇気流にある現在のビットコイン市場でこの半減期が起これば、過去の例を上回る価格の上昇が起こると考える人も少なくないのです。さらに、このCEOは「ビットコインは今後10年間で価値が10倍になる可能性がある」とも言っています。

もうひとつ、暗号資産(仮想通貨)市場において今後注意したいポイントとなっているのが、ビットコイン以外の仮想通貨の存在です。例えば、時価総額2位のイーサリアムも2024年に入って価格の上昇が続いていますが、上昇率はビットコインの後塵を拝している状況にあります。しかし、これらビットコイン以外の仮想通貨は「伸びしろ」があり、今後はビットコインを上回る上昇率で価格が上昇していく可能性も指摘されています。

つまり、今後も暗号資産市場全体で上昇傾向が続くものの、どれだけ上昇するかは半減期の影響も含めて未知数であり、それだけに投資家としては慎重に市場の動向を見守りながら投資を行っていく必要がある、ということです。投資の視点からすればチャンスが多くなりそうな気配ですが、くれぐれも無理をして身の丈に合わない投資はしないように心がけたいものです。

世界情勢の動向も踏まえつつ様子見の姿勢も重要に

2024年4月に、かねてより噂されていた半減期が到来しました。上記のようにこの半減期の到来が市場に大きな影響を及ぼすのではないかとの懸念が指摘されていたのですが、2024年4月下旬現在の状況ではそれほど大きな影響は見られませんでした。「市場は半減期を無事にクリアした」との見解もすでに見られています。

半減期が来る直前には投資家たちの警戒心から市場全体が様子見の状況になり、価格が下落傾向を見せつつも穏やかな推移を見せていました。そして実際に半減期が到来した後もそれほど大きな動きは見られておらず、過去の半減期に見られたような大きな価格の上昇も見られず、かといって下落しているわけではない状況になっています。

これまでの半減期との違いとして、世界情勢の動向が挙げられます。2024年3月までは右肩上がりの上昇を続けていた暗号資産市場も、世界情勢の動揺の影響を受けてしばらく下落傾向を見せました。2024年3月には7万ドルを突破したビットコインの価格も4月には6万1000ドルまで下落、その後6万ドルを境にかなり激しい値動きを見せていました。この状況に比べると、半減期がもたらした影響は非常に少ないと言えるのです。

ですから、今後の暗号資産に関しては暗号資産そのものの市場の動向だけでなく、世界情勢の動向もチェックしながら見ていく必要があります。といっても中東情勢やロシア・ウクライナ情勢など先行きが不透明な面も多く、個人の投資家が先行きを見通すのが難しい状況になっています。

中東情勢をはじめとした世界情勢の不安定化の影響でビットコインが下落しましたが、一方でアメリカの財政状況の悪化が暗号資産の市場価値を高めるのではないか、との意見も出ています。国家財政の悪化が通貨の信頼を失わせ、投資家たちの資金が暗号資産に流れるのではないか、というのです。

この国の財政状況の悪化は世界情勢とも密接に関わっているわけですから、世界情勢が不安定になれば必ず暗号資産の価値も下がるとは言えないわけです。ですから、今後の暗号資産の市場では2024年3月時点のレベルに回復したうえでさらに上昇する可能性と、しばらく続いていた右肩上がりの状況が終了して不安定な状況になっていく可能性の両方が考えられます。

そんな状況下で思い切った賭けに出る、というのもひとつの選択肢ですが、ハイリスクを避けるためにも、しばらくの間様子見する姿勢も重要になってくるのかもしれません。

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Nowaku(ノワク)
監修者
某ネット証券にて株式投資を始めて以来、日本株を中心に資産を運用中。2020年からは仮想通貨にも投資対象を拡大し、現在は『Cyport|サイポート』の運営代表者としてWebメディア事業に携わっています。主な投資対象は、日本株、仮想通貨、海外ETF、FX。
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